松居一代さんと船越英一郎さん (c)朝日新聞社
松居一代さんと船越英一郎さん (c)朝日新聞社

 離婚調停の申し立てをした夫・船越英一郎氏を、「バイアグラ男」と罵倒し、不倫を告発し続ける妻・松居一代氏。ケンカをしない夫婦は殆どいないと思いますが、このような夫婦間全面戦争に発展しない、上手な夫婦ゲンカの方法を、行政書士で『一生幸せなふたりでいるための10のワーク』(朝日新聞出版)の著者でもある、結婚・夫婦についてのプロ、湯原玲奈先生に聞きました。

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 夫婦ゲンカは悪いことではありません。むしろ、ふたりの関係を深めていく過程で避けては通れないのがケンカです。ケンカはじぶんをわかってほしい、という強い想いからスタートするからです。

 上手なケンカのコツは5つです。

(1)ケンカのタイミングをはかる
 何だかイライラしている…そんなタイミングでケンカをすると当然泥沼化しがちです。仕事で疲れた帰宅直後にこまごまとしたことを注意されることはお互いにイヤなものなので、まずはひと息ついてから、を心がけることをおすすめします。「今、話していい?」などと前置きしてから話すといいでしょう。

(2)逃げない(特に男性)
 これは女性の怒りを助長することになります。

(3)過去の不満を持ちださない(特に女性)
 今起こっていることから芋づる式に「そういえばあの時だって……」と言いだすのはダメなケンカです。「今」で解決しましょう。

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