松居一代氏(左)と船越英一郎氏 (c)朝日新聞社
松居一代氏(左)と船越英一郎氏 (c)朝日新聞社

 夫で俳優の船越英一郎(56)に離婚調停の申し立てをされている女優、松居一代(60)。今月4日午後からブログやyoutubeを通して、取材を受けた週刊文春への抗議や夫の”不倫”などを立て続けに告発してきたが、ここにきて情報発信の手段を奪われる危機に見舞われたというのだ。

 9日深夜に「緊急のご連絡です」というタイトルでブログを更新した松居は、「ひょっとしたら…明日 閉鎖される可能性があります」と記していた。

 ところが、翌日の10日になっても、松居のブログは閉鎖されていない。ブログの運営会社と何か合意があったのだろうか。アメーバブログを運営するサイバーエージェントの担当者に聞いてみると、こんな答えが返ってきた。

「船越氏の所属事務所から指摘を受け、弊社から松居氏にメールでご連絡し、利用規約に則り、10日午前10時の期限までに、名誉毀損に当たる可能性のある記事をいくつか削除していただくよう依頼しました。どの記事のどの部分なのかは、こちらから申し上げることはできません」

 担当者によると、期日までに松居が削除しなければ同社が代わって記事を削除をするという内容であり、「ブログ自体を閉鎖すると通告したわけではありません」ということで、松居が訴えた”危機”は誤解があったのかもしれない。

 松居は期日直前の10日朝9時半、”危機”を免れたという安心感からか、「藤田 社長様 ありがとう!!」というタイトルでエントリー。こう綴った。

「連日、あたしの…気持ちを みなさんへお伝えできるのはツール ブログをご提供いただいているからです サイバーエージェント様 藤田 晋 社長様 本当に、ありかとうございます」

 一方で、同様の内容を動画で投稿したyoutube上の動画は削除されるどころか、7、8、9日と連日、新たな動画をアップし続けている。また、ブログでは「LINE@」への登録を呼びかけている。友だち登録をすると松居が発信する情報を読むことができるという。情報戦は場所を移してまだまだ続いていきそうだ。
(AERA dot.編集部・金城珠代)