事実は小説より奇なり。朝日新聞が報じたB級ニュースを、小中学生向けの月刊ニュースマガジン『ジュニアエラ』で、夕日新聞社としてピックアップ! その一部を紹介する。

■金髪パワーで世界一をめざす(2017年3月20日 アメリカ)

 野球の国・地域別対抗戦、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、20日に決勝進出を決めたプエルトリコ。選手たちは、髪やひげを、そろって金色に染めている。

 プエルトリコは今大会、ここまで7戦全勝。モリーナをはじめ、アメリカの大リーグを代表する選手がそろっている。そんなスター軍団が、なぜ「金髪」や「金ひげ」なのか。

 準決勝に先発したロペスは「チームが一丸となるために何かしようと思った」と説明。大会前にリンドーとバエスが髪を金色に染めていたのをモリーナが気に入り、音頭をとったという。チームの裏方や報道陣にも、金色に染めている人がいる。

 ファンもまねをし始め、観客席には金色のかつらをかぶる人も。プエルトリコでは、髪染めが売り切れた薬局も出たという。

■「甘盗」と呼ばれた男ソフトクリームを盗んで逮捕(2017年3月21日 東京都)

 税理士事務所に侵入してソフトクリームを盗んだとして、警視庁は21日、石川県輪島市に住む無職の男(51)を窃盗などの疑いで逮捕した。調べに対し「アイスを食べたかどうかはわからない」と話しているという。

 男は都内や石川県内で事務所荒らしを繰り返していたとみられる。複数の現場で、甘いものが食べ散らかされていたことから、捜査員は「甘盗」「窃糖」と呼んでいた。

 逮捕の容疑は、昨年8月、武蔵野市の事務所に侵入し、冷凍庫にあったソフトクリーム1本とサンダルを盗んだというもの。都内と石川県では2013年8月以降、事務所が荒らされる被害が約40件(被害総額約550万円)発生。うち約15件で室内にあった生チョコやプリン、キャンディーなどの甘いものが食べ散らかされていたという。

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AERA dot.編集部
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