下鴨神社のみたらし団子 4個目と5個目の間に隙間がある理由 (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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下鴨神社のみたらし団子 4個目と5個目の間に隙間がある理由

「加茂みたらし茶屋」のみたらし団子

「加茂みたらし茶屋」のみたらし団子

出雲路橋から眺めた比叡山

出雲路橋から眺めた比叡山

 上賀茂より北から見ると、険しく武骨な山に、四条より南から見ると意外になだらかな峰に、同じ比叡山でもまるでその姿かたちが違って見えるのです。

 私が思う比叡山のベストポジションは「出雲路橋近辺の賀茂川右岸から」です。

■下鴨神社とみたらし団子

 出雲路橋を東に渡り、そのまま東鞍馬口通を東へと道なりに真っすぐ進むと、広い下鴨本通に出ます。信号を渡ると神社の案内板が立っていて、それに従えばやがて「下鴨神社」の西参道へとつながります。

 このあたりで、甘党の方にぜひともおすすめしたいグルメが「加茂みたらし茶屋」のみたらし団子です。串に刺した団子に、とろりと甘いタレのかかった、みたらし団子。

 その語源は、「下鴨神社」内にある「御手洗(みたらし)池」にあります。そしてその「御手洗池」と「みたらし団子」には、ある不思議な話が伝わっています。

 後醍醐天皇が参詣の際、御手洗池で水を掬おうとしたところ、最初に泡が1つ浮かび、しばらく経ってから4つの泡が立て続けに浮かんだそうです。それを人の五体に見立て、人形を模して作られたのが、みたらし団子だといわれています。

 その伝承にしたがって、「加茂みたらし茶屋」の団子の数は5つで、4つと1つの間に隙があるのです。門前茶屋の菓子ひとつにも伝説にのっとった由来が残されているのも京都ならではのこと。ぜひ、散歩のあとのおやつにでも食べてみてはいかがでしょうか。


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