今回は温泉地での事件とあって、注目されたシーンのひとつが“入浴”。といっても、この回で入浴シーンを披露したのは、まさかの松重豊だ。事件の推理を説明するために使用人たちが作ったという再現ビデオで、松重演じる山本が浴室で殺害される田名部の様子を再現するところだった。ここで湯舟につかる山本の体を見た鼻形が思わず「進撃の巨人……」とこぼすと、「山本さんを進撃の巨人って」「山本さんのバディを指して進撃の巨人と言うのやめろ(笑)」とネット上は沸いた。

 さらに、田名部が殺害後に浴槽から全裸の状態で引きずり出されていたことから、松重演じる山本もその状況を再現。裸で引きずり出され、下半身は劇中に出てくる“貴族の紋章”で隠される、という衝撃的な場面に、「山本さんのヌード見られる日が来るなんて思ってなかった……」「貴族の紋章で山本さんのお尻を隠さないで」と視聴者からはさまざまな感想が飛び出した。

 また、ドラマ終盤では視聴者をドッキリとさせる演出も。貴族探偵が愛香のもとから立ち去る際に、背景に子供のような人影が写り込んでおり、それが貴族探偵が通り過ぎた瞬間に消える、というものだ。ドラマ冒頭で、“いづな様”はもともと人に化けた狐だと考えられていたという説明があったことから、「いづな様がいる!!」「男の子、消えたのはいづな様? ちょっと怖いよ」と、演出に気がついた視聴者からは声があがっていた。(ライター・朝比奈ゆう)