松重豊(c)朝日新聞社
松重豊(c)朝日新聞社

 人気グループ「嵐」の相葉雅紀(34)が主演するドラマ「貴族探偵」(フジテレビ系)の第4話が5月8日に放送され、平均視聴率が8.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが9日、わかった。

 「貴族探偵」は初回視聴率は11.8%で好スタートを切っていたが、第2話で8.3%に急落。第3話では9.1%とやや持ち直していた。

 ドラマは麻耶雄嵩の本格推理小説「貴族探偵」と続編の「貴族探偵対女探偵」が原作。女性探偵・高徳愛香(武井咲)が遭遇する事件現場に、なぜかいつも謎の紳士・貴族探偵(相葉)が召し使いらとともに現れ、互いに推理を繰り広げる。貴族探偵の運転手・佐藤役で滝藤賢一、メイドの田中役で中山美穂、執事の山本役で松重豊、神奈川県警の刑事・鼻形雷雨役で生瀬勝久が出演している。

 第4話では、数人のアイドルオタクが愛香のもとに依頼にやってくる。彼らの愛するアイドル・有畑しずる(藤川千愛)がライブ後に自殺し、彼女の死と関わりがあると思われる田名部優という人物を探し出してほしいというものだった。オタクたちは「田名部に責任を取らせる」と訴えたが、復讐に手は貸せないと愛香は依頼を断る。だが、その後、クライアントのひとり・玉村依子(木南晴夏)に誘われて行ったパワースポットの温泉で、愛香は田名部優(渋谷謙人)と名乗る男と出会う。依子と田名部を含む7人の男女はその日、願いを叶えてくれるという“いづな様”の儀式に参加すべく、密室状態の部屋で一夜を明かすことに。しかし、その夜、田名部が浴室で何者かに殺害されてしまう……という展開だった。

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