「中学生の頃はクラスの中心グループではなく、教室の隅にいるような女子だったとか。それどころか、中心グループの女子の笑い声に対し、聞こえないフリをして日々過ごしていたそうです。そんな孤独を子供のころに味わっているからこそ、メンタルが強いのかもしれません。そんな日常から抜け出したいと思い、オーディションを受け始めたそうです」

 続けて、波瑠の性格からも打たれ強さを感じるそうだ。

「何かを始める前にいろいろと悩むそうなんですが、そんな時は『挑戦して失うものがあるか』を考えるとか。そして、失敗してもそれが大きなリスクになることはほとんどないことに気付いて、新しいことに取り組んでいけるそうです。そんな考え方なので、たとえ失敗して落ち込んだとしても、引きずらない性格だと思います。今回の場合、最低な不倫主婦を演じたせいで悪いイメージを持ってしまった視聴者はいるかもしれませんが、ある意味、役の影響で波瑠自身が批判されるということは、しっかり演じられている証拠です」(前出の記者)

 今までに演じたことのない役に挑戦している波瑠。そんな強いメンタルがあれば、清純なイメージの役はもちろん、今回のドラマ以上の悪い女も演じ切る、役幅の広い女優へと進化するかもしれない。(ライター・丸山ひろし)

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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