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3団体に分裂 新組織「任侠団体山口組」が訴えた苦境

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by 今西憲之 (更新 )

記者会見する「任侠団体山口組」の幹部ら(撮影は筆者)

記者会見する「任侠団体山口組」の幹部ら(撮影は筆者)

 指定暴力団・神戸山口組(本部・兵庫県淡路市)から離脱した直系組長らのグループが4月30日、兵庫県尼崎市にある直系団体事務所で会合を開き、異例の記者会見を行った。

「任●団体山口組」という新組織の結成を発表し、これでかつての山口組は3団体に分裂する異常事態となった。

 この日、「神戸山口組」の最高幹部が兵庫県尼崎市のある事務所前に姿を見せると、現場は騒然。警察とマスコミが入り乱れ、この幹部を取り囲んだ。

 一昨年、六代目山口組から分裂した神戸山口組がさらに分裂し、幹部を中心に新団体「任侠団体 山口組」の発足式が行われたのだ。

 発足式後、「任侠団体 山口組」は、マスコミを組事務所3階大広間に招き入れ異例の「決意表明」を行った。

 記者会見には新代表となった織田絆誠氏は姿を見せず、池田幸治本部長らが17人のマスコミを前に、「本日付をもちまして、任侠団体山口組結成いたします」と切り出した。

 神戸山口組結成から2年で再び、分裂。会見した幹部らは3つの理由をあげた。

「大きく分けると第一に、金銭の吸い上げ、第二に当代(神戸山口組組長)の出身母体のひいき、第三に当代が、進言諫言を一切聞かない」

 そして、内情についてはこう訴えた。


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