(c)B.LEAGUE
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 年齢を感じさせないプレーで、チームをけん引している、バスケットボールBリーグ1部、レバンガ北海道の折茂武彦(46)。

 今シーズンは47試合の全てに出場し、平均出場時間20分、平均得点9.2、3Pシュートの成功率は46.7%と圧巻の数字を残している(3月29日現在)。昨年11月には日本出身選手として初めて、国内トップリーグ通算9千得点を達成。チームにケガ人が相次いだときはスタメン出場して30分以上プレーするなど、攻守で引っぱっている。

 分裂していたリーグがひとつになったBリーグを新たに発足したことで、シーズンは2016年9月~2017年5月までの長丁場となったが、「これまで順調に来ている」と折茂は胸を張る。

「多少の疲れはありますけど、100%に近いパフォーマンスを毎試合発揮できていると思います。最近は調子が良いので、もっと試合に出してほしいと思うほどです」

 開幕前は若手に交じって、走り込みと体のケアを徹底的に行った。ここ数年悩まされていた、イメージするプレーと体のずれも解消された。40代以降で今が一番動けているという。

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