ビートたけしとスカーレット・ヨハンソン
ビートたけしとスカーレット・ヨハンソン

 ハリウッド女優のスカーレット・ヨハンソン主演の実写映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」の来日記者会見が3月16日、都内で開かれ、主演のスカーレットのほか、ビートたけし、ピルー・アスベック、ジュリエット・ビノシュらキャスト陣やルパート・サンダース監督が登場した。

 映画は士郎正宗の人気コミック「攻殻機動隊」が原作。これまでアニメシリーズや長編アニメが何度も製作されており、多くのファンを持つ人気シリーズだ。舞台はテクノロジーが進化をとげた近未来。テロ犯罪は脳をハッキングする驚異的レベルにまで到達した社会で、“全身義体”化することで完璧な戦士になった少佐(スカーレット・ヨハンソン)は、エリート捜査組織・公安9課を率いてサイバーテロ組織と対峙していた。捜査を進めるうち、少佐は自分の記憶が操作されていたことに気づき……というストーリー。

 少佐の上司・荒巻をビートたけしが演じるほか、強靱な肉体を持つ公安9課のメンバー・バトー役をピルー・アスベック、映画オリジナルのキャラクター・オウレイ博士をジュリエット・ビノシュが演じる。

 会見に登場したスカーレットは「今回の作品を初めてお披露目するのが東京であることはとてもうれしく思います。とにかくここにいることにとても興奮しています」と挨拶した。

 一方、たけしは「やっと幸福の科学から出られたと思ったら、今度は統一教会に入ることになりそう……。でも映画のためには創価学会に入ることが一番いいのかな」ときわどいジョークを飛ばしつつ、「本格的な大きなバジェットの映画に出られて自分にとってもいい経験だったし、役者という仕事をやるときにはどう振る舞うべきかをもう一度、スカーレットさんに本当によく教えてもらった。この人はプロだとつくづく思った」と賞賛した。

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