放送後、ネット上にはストーリーに関する感想のほか、ドラマの中での「時間軸」についての声が多数あがっていた。これはドラマの中で登場するカレンダーや時計が示す時期や時間が、展開と必ずしも一致しない部分があることから、「時間軸がずれているのではないか」「何か伏線があるのではないか」と推測する意見だ。ツイッター上には「やっぱりこのドラマ時間軸おかしい!」「個人的には時間軸変わってる説、あると思ってる」「カルテットの時間軸が違う説。考えすぎだとは思ったけど明らかに日付を見せてるような気がするし」といった声がある一方、「カルテットそんなに時間軸おかしかった?普通だったと思うけど」「伏線振るだけ振っておいて解明されないで終わるパターンなのかな」といった意見もあり、さまざまな臆測を呼んでいる。この「時間軸」論争から、「1話からまたドラマを見直したい」といった声も見受けられた。

 一方、7話では家森諭高を演じる高橋一生の演技も話題になっていた。雪深い山の中を歩いていた家森は、足を滑らせて転倒。そのまま斜面をなめらかに滑っていくも、家森は転倒したことを隠すように「素早く降りたから、素早く戻るね」と強がるシーンだ。このシーンにネット上では「カルテットの滑り落ちるシーンを何度も見て笑う」「家森さんの斜面滑り落ち方、100点!」「一生さんお人形みたい」と称賛の声があがっており、また滑り落ちるシーンの動画や画像も多数あげられていた。

 シリアスな展開や伏線を楽しむファンがいる一方で、ドラマのこうしたコミカルな部分も、人気を集めているようだ。