事実は小説より奇なり。朝日新聞が報じたB級ニュースを、小中学生向けの月刊ニュースマガジン『ジュニアエラ』で、夕日新聞社としてピックアップ! その一部を紹介する。

■スーパーで買ったウズラの卵からヒナ誕生!(2016年10月28日 千葉県)

 2016年8月、松戸市の中学1年生男子が、スーパーで買ったウズラの卵からヒナを誕生させた。テレビ番組で、県内の高校の生物部がウズラの孵化実験をしているのを見て、夏休みの自由研究にと思ったのがきっかけ。自動孵卵器が売られていることを知ったが、それでは研究にならないと考え、市販の暖房器具(電気アンカ)を購入した。

 7月に近所のスーパーでウズラの卵20個を購入して温めたが、失敗。8月に再び20個を購入してチャレンジし、2羽が誕生した。1羽は半月ほどで死んだが、1羽は元気に成長。2カ月経った今では、体長15センチほどになり、「ギャッギャッ」と元気な鳴き声を上げている。

■年賀はがき……ではなく「年賀はだぎ」を発売!?(2016年11月1日 大阪府)

 箕面市の老舗肌着メーカーが、年賀はがきならぬ「年賀はだぎ」を売り出した。

 江戸時代、新年に新しい衣服を着た「着衣始」の儀式にちなんだもの。下着や腹巻き、ももひきなど約20着から1着を選び、専用の包装箱に入れて送る。赤色におめでたい亀甲柄の入った新年らしい商品も用意されている。包装箱は年賀状に似せた赤と白のデザインで、裏面に、新年のあいさつやコメントを書ける。切手を貼って郵便で送ることも可能だ。

 担当者は、「心だけでなく、着れば体もポカポカになります」とPRしている。

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AERA dot.編集部
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