日本テレビ本社前には「東京タラレバ娘」の巨大看板が掲示されている
日本テレビ本社前には「東京タラレバ娘」の巨大看板が掲示されている

 吉高由里子主演の水曜ドラマ「東京タラレバ娘」(日本テレビ系)の初回が1月18日に放送され、その平均視聴率が13.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)であることがわかった。

【写真・吉高由里子は「ひとりメシ」がお好き?】

 ドラマは累計発行部数260万部超の東村アキコの人気コミック「東京タラレバ娘」が原作。主人公の売れないアラサー脚本家・鎌田倫子(吉高)は、親友の山川香(榮倉奈々)、鳥居小雪(大島優子)の独身3人組で女子会ばかり。「キレイになったら、もっといい男が現れる」「好きになれれば、結婚できる」と“タラレバ”ばかり言っていた3人は、偶然出会ったイケメンモデル・KEY(坂口健太郎)に「このタラレバ女」「もう女の子じゃない」と辛らつな言葉を浴びせられる。3人はアラサーの仕事や恋の現実にぶつかりながら、「独り東京オリンピック」から逃れるべく、2020年の東京五輪までに結婚を目指す……というストーリーだ。

 人気コミックが原作だけに、実写化にはファンからの不安の声も上がっていたが、放送後には「東京タラレバ娘おもしろい!」とドラマを評価する声や、原作にならったアラサー女性の心に刺さる描写に「自分のことのようで辛い」「東京タラレバ娘おもしろいけど、殺傷能力が高い」「タラレバ娘見たら超こわくなった」といった声が上がっていた。

 しかしその一方で見られたのが、やはり原作との距離を感じるとの声。特に原作では33歳という設定の主人公ら3人が、ドラマでは30歳になっており、さらにそれを演じているのはまだ20代の吉高、榮倉、大島。このことに視聴者からは「原作の設定は33歳とかだから重みがあってその重みがいいのに、28歳じゃまだ重みが足りん」「タラレバ娘のドラマは33歳の女優さんにやってほしかった」「楽しめた。でも、実年齢も30過ぎた女優さんで揃えてほしかったなー。3人ともキャピキャピしててかわいいもん」と、女優の若さを指摘する声があがっていた。