タイの空港でいつもぎりぎりに搭乗する理由 <下川裕治のどこへと訊かれて> (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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タイの空港でいつもぎりぎりに搭乗する理由 <下川裕治のどこへと訊かれて>

連載「どこへと訊かれて」

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ウドンターニーは東北タイの中心都市。バンコクへは飛行機で1時間ほど

ウドンターニーは東北タイの中心都市。バンコクへは飛行機で1時間ほど

 国境には乗り合いバンやタクシーが待機している。乗り合いバンはひとり200バーツ、約650円だが、20ほどの席がほぼ埋まるまで客を待つ。タクシーも相乗りでひとり300バーツ、約975円。しかしこちらは4、5人で満席になる。タクシーはいざとなれば貸し切りもできる。1200バーツになるが。

 ラオスを出国したところにある乗り場で、飛行機の出発時刻を気にしながら、席が埋まるのを待つわけだ。もちろん乗り合いバンに乗りたい。しかしなかなか客が集まらないときがある。自分で客引きをしようか……などと思うこともある。その間に、タクシー運転手は、「2人集まっているけどあなたが600バーツ出すっていうなら、いま出発するけど?」

 などと誘ってくる。

 時計を見ながら心は揺れるのだ。飛行機代は900バーツ前後だから、乗り逃したときの損害をてんびんにかけ、ぎりぎりまで待ち続ける。結局、いつもチェックインの締め切り直前に空港に走りこむことになってしまう。

 しかし最近、空港で航空券を買う技を覚えた。LCCは当日になると高くなるというのは大ウソだとわかってきたのだ。タイだけの話かもしれないが。この方法を使うと、飛行機の時間を気にせずにすむ。

 今回もこの作戦で乗った。離陸3時間前にバンコク行きの航空券を買った。2800円ほどだった。

下川裕治(しもかわ・ゆうじ)
1954年生まれ。アジアや沖縄を中心に著書多数。ネット配信の連載は「クリックディープ旅」(隔週)、「たそがれ色のオデッセイ」(毎週)、「東南アジア全鉄道走破の旅」(隔週)、「タビノート」(毎月)など


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下川裕治

下川裕治(しもかわ・ゆうじ)/1954年生まれ。アジアや沖縄を中心に著書多数。ネット配信の連載は「クリックディープ旅」(隔週)、「たそがれ色のオデッセイ」(毎週)、「東南アジア全鉄道走破の旅」(隔週)、「タビノート」(毎月)など

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