巨人、空前のFA大補強…総額21億円の“価値”はあるのか? (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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巨人、空前のFA大補強…総額21億円の“価値”はあるのか?

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入団会見で巨人のユニホームに袖を通した山口(左)と森福(右)。中央は高橋監督=山口裕起 (c)朝日新聞社

入団会見で巨人のユニホームに袖を通した山口(左)と森福(右)。中央は高橋監督=山口裕起 (c)朝日新聞社

 今回のFA補強は、完投能力のある先発投手、リリーフの左腕、走攻守そろった外野手。いずれも今季は巨人の穴となっていた部分だ。チーム8完投のうち5は菅野智之が占めていた。山口俊は5完投で菅野と並ぶリーグ最多タイだ。救援左腕は、長年チームを支えてきた山口鉄也が不振に陥っていた。外野陣は、長野久義、ギャレットの2人しかレギュラーがいなかった。しっかりと弱点となっていた穴をふさいだ。

 また、ライバルの戦力を奪い取ることにも成功した。山口俊は、2位を最後まで争ったDeNAのチーム最多勝投手だ。人的補償候補の1人とみられていた小山雄輝投手は、楽天の柿澤貴裕内野手との交換トレードで放出している。トレードでは他に、日本ハムで今季7勝を挙げ、12年にはパ・リーグMVPに輝いた吉川光夫投手らも獲得している。若手の出番を減らすことになってでも、即戦力補強で明らかに来季にターゲットを絞っている巨人。大型補強が成功かどうかは、高橋由伸監督の2年目にあたる来季の順位がすべてだ。(文=日刊スポーツ・斎藤直樹)

(年俸の金額は推定)


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