勝連城は「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つとして世界遺産にも登録されており、12~13世紀ごろに築かれた。14~16世紀の沖縄では海上中継貿易が盛んで、勝連城では中国製陶磁器も見つかっており、そうした貿易の中で入ってきたのではないかと考えられている。

■お玉はショベルカー! 直径6メートルの鍋で芋煮3万食(2016年9月18日 山形市)

 山形市馬見ケ崎川の河川敷で、「日本一の芋煮会フェスティバル」が開かれた。

 芋煮会とは、家族や友人たちとサトイモなどの野菜や肉を野外で煮て食べる集まりで、山形地方の秋の風物詩だ。その文化を全国に発信しようと、1989年に秋の一大イベントとして開催され、今年で28回目となる。

 サトイモを3トンに、牛肉1.2トン、長ネギ3500本などを、直径6メートルの巨大な鍋で煮込んで約3万食がつくられ、ショベルカーですくって小鍋に移したあと、丼に入れて手渡された。あいにくの小雨だったが、参加者はアツアツの芋煮を満喫していた。ちなみにショベルカーは毎年、新車が準備され、納車後に洗浄。潤滑油にはバターが使われる。

※月刊ジュニアエラ 2016年12月号より

ジュニアエラ 2016年 12 月号 [雑誌]

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AERA dot.編集部
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