「あるバラエティー番組で『かなりワキ汗がひどい』と大胆に告白しました。しかも、それを証明するためワイシャツを着た上田のワキが汗でびちょ濡れの写真も公開し、スタジオが凍りついた(笑)。さらにコミュニケーション能力がないこともテレビで自ら暴露。『だから一人で飲みに行ってるんですよ!』と自虐ネタで沸かしていました」

 確かに、自虐ネタは誰も傷つけずに十分な笑いを誘える。一方、やり過ぎると負のイメージが強くなり笑えなくなる可能性があると思うのだが……。

「以前、マツコが番組で『誰と付き合ってんの?』と直球の質問をしたことが。普通、女子アナだったらうまく切り返しますよね。でも上田は、『今までは芸能事務所のマネジャーさんとか』とあっさり返答。そんな上田の素直で気取らない性格から、自虐ネタが生々しくならないのです。今は局アナからフリーになると原稿を読むだけでなく、より一層タレントのような立ち振る舞いを求められます。そんな中、自虐ネタは肩の力が抜けた人間だという印象を共演者に与えることができ、緊迫した雰囲気をやわらげるのに最適。そんな資質を持っている上田はこれからも重宝されると思います」(前出の記者)

 フリーの女子アナが増加し競争が激化中の昨今。そんな「戦国時代」においても、上田の場合は持ち前の自虐的なユーモアで勝ち抜いていけそうだ。(ライター・丸山ひろし)