男女ともに告白のタイミングを間違えると残念な結果に……(※イメージ写真)
男女ともに告白のタイミングを間違えると残念な結果に……(※イメージ写真)

 こんにちは、恋愛アナリストのヨダエリです。このコラムでは、電話相談を通じてリアルな恋バナに向き合う日々を送る筆者が、「切実に結婚したいけどうまくいかない」とお悩みの皆さんに、明日から使えるアドバイスをお届けします。今回のテーマは、「アプローチの落とし穴」。

 では、いきなりですが質問です。皆さんは、気になる異性にアプローチする際、「同じことを自分がされたらどう感じるか」考えますか?

「たぶん」「それなりに」……など、答はいろいろだと思いますが、ここで提言いたします。「自分がされたらどう感じるか」を考えて行動するのは、明日から、いえ今からやめてください! 効果的どころか、むしろ逆効果になることの方が多いからです。

 なぜなら、男性と女性とでは、「心が動くアプローチ」「心がなえるアプローチ」が真逆だから。男性がよかれと思ってしたことが恋の成就率を下げ、女性がよかれと思ってしたことが本命候補から外される原因になるのです。

 なぜそんなことになるのか、一体どんなふうに真逆なのか、説明していきましょう。

 まずは男性がアプローチする場合。

 たとえば、女性が男性の友人に「この間、◯◯さんから告白されたんだよね」とポツリと打ち明けたとします。ガッツリ詳細を説明して具体的な対策まで求めてきた場合は純粋に相談をしたかった可能性が高いでしょう。でも、多くを語らずポツリと言ってきた場合は、99%その男性を試しています。「あなたは私が他の人のところに行ってもいいの?」と。

 しかし、ほとんどの男性はそんな真意を読み取ることができません。第三者を引き合いに出して本命の気持ちを確かめようなんて発想が男性にはないからです。「相談してくるってことは、◯◯と付き合う可能性を検討してるってことだよな」「じゃあ応援しなきゃ」と考えます。

 そして、「そいつ、いいやつなんだろ」「お似合いだよ」などと2人を応援するせりふまで伝え、言われた女性は脈なしと判断し、彼から距離を置きます。すると彼はなんだかさみしくなり、いろいろ考えているうちに自分の気持ちを自覚し、ついには思いを告白。そこで女性は言うのです。「遅いよ」と。

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