トム・クルーズと池松壮亮
トム・クルーズと池松壮亮

 俳優のトム・クルーズ(54)が主演映画「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」のプロモーションのため来日し、11月8日に都内で会見を行った。会見にはエドワード・ズウィック監督(64)のほか、ゲストとして映画「ラストサムライ」でトムと共演した、俳優の池松壮亮(26)が登場した。

 「ラストサムライ」でズウィック監督とタッグを組んでいたトムは、会見冒頭で「今回、『ラストサムライ』でご一緒したズウィック監督とともに来日できて、非常に名誉に思っています。素晴らしい経験をさせてもらっています」とあいさつ。さらに、13年ぶりのズウィック監督とのコンビについては「うれしい体験で、本当に(監督とは)いい関係を保っています」とコメント。一方でズウィック監督も「(ラストサムライの)あの時に始めた会話の続きをしているような感じがした。それくらい、当時の二人の関係性に立ち戻ることができたと思います」と話し、時を経ても変わらない二人の関係がうかがえた。

 今回はトムにとっては「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」以来1年3カ月ぶり、ズウィック監督は9年ぶりの来日となる。

 トムは来日の印象として「記者会見やプレミアはもちろん楽しみですし、ホテルがいつも見晴らしのとてもいいところで夜景が素晴らしい。今回は午前1時に到着したんですが、そこから街に入っていくと夜景が本当に素晴らしくて、さすが東京という感じがしました」と語り、さらに「(日本は)とても人々が素晴らしい。やはり日本の方はスペシャルだと思います。とにかく東京が大好きです」と、日本への思いを語った。

 また、今回の映画でトムが「身に覚えのない罪を着せられた主人公」を演じていることにちなんで、報道陣から「これまでにぬれぎぬを着せられたことはある?」との質問が飛んだ。これにトムは「私はいろいろありましたが、責任は取っています(笑い)」と冗談めかして答え、笑いを誘った。

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