また、ドレッシングを選ぶ上で大切なのは油の質。油にはビタミンの吸収を助けるなど、体に有用なはたらきもある。市販のドレッシングの油よりも、オリーブオイルや今話題のアマニ油、ココナッツオイルなどのほうが質が良く、ダイエットに向いている。こうした油を使って、ドレッシングを手作りできるとベストだ。

 さらに気をつけるべきは、「太るサラダ」をもりもり食べないこと。太るサラダとは、ポテトサラダ、かぼちゃサラダ、マカロニサラダ、春雨サラダなど、糖質がメインのものや、ごぼうサラダやツナサラダなど、マヨネーズであえているサラダのことを指す。これらのサラダは食べる量に気をつけて欲しい。

■ゼロカロリー系飲料水

「糖質ゼロ」「カロリーオフ」といった飲料を選ぶときに気をつけたいのが、人工甘味料だ。こいった飲料には砂糖が入っていないとつい安心しがちだが、別のリスクもある。人工甘味料の代表的なものはアスパルテーム、アセスルファムK(カリウム)、スクラロースなどがあり、米ハーバード大学、テキサス大学、パデュー大学などの研究によると、こうした人工甘味料は砂糖以上に太りやすく、かつ中毒性があり、腎臓への悪影響があるという研究結果が発表されている。人工甘味料の人体への影響には、まだまだ未知の部分もあるため、なるべく天然由来のものを口にするようにしよう。