ドイツ国内で圧倒的な強さを誇るバイエルン(写真:Getty Images)
ドイツ国内で圧倒的な強さを誇るバイエルン(写真:Getty Images)

「バイエルン1強はあまりにもつまらない、プレーオフ導入だ」

 ドイツ・ブンデスリーガ第3節までが終了した現地時間19日、こんなフレーズがドイツ各メディアのタイトルを飾った。発言の主は元レヴァークーゼンGMで元DFL(ドイツ・フットボールリーグ)会長のヴォルフガング・ホルツホイザー。独『キッカー』誌に対し「シーズン終了時のプレーオフ開催について、これまで以上に検討する時期に来ている」と語ったのだ。

 「1強が続く状況は、競争上よろしくない」と訴えるホルツホイザーは、全34節を終了したあと、1位対4位、2位対3位でプレーオフ準決勝を行い、決勝を制したチームを年間王者にするという方式を提案している。

 ポストシーズンの王者決定戦は南米のリーグでも行なわれており、特別新しいシステムではない。これまでにブンデスリーガでもその話が出たことはある。また、Jリーグでも2015年にJ1にCS(チャンピオンシップ)が再導入され、CS優勝者を年間王者としている。

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