リーガで初の日本人対決は実現せず。清武はアシストで結果を出したが課題も残った。(写真:Getty Images)
リーガで初の日本人対決は実現せず。清武はアシストで結果を出したが課題も残った。(写真:Getty Images)

<世界最高峰のリーガ・エスパニョーラで日本人対決!>

 そんな形で注目されていた現地9月17日のエイバルvsセビージャだったが、実際のゲームはシビアだった。

 まず、昨シーズンはエイバルで準レギュラーだった乾貴士がベンチ外に降格。チームとして強度の高い守備から押し込むスタイルを選択したことで、先発どころか、ベンチメンバーにも入れなかった。

 これによって、日本人対決の実現は消えた。

 一方、セビージャの清武弘嗣はインサイドハーフで先発している。しかしアウェイに乗り込んだセビージャは20日に地元のライバルであるベティスとのダービーを控えていることもあり、主力を温存。2軍に近い陣容を組んだ経緯があって、現地の話題は「スペインのクラブとして初の、先発選手が全員外国人」だった。

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