バレーボール男子やバスケットボール男子などの花形競技も決勝。バレーボールは地元ブラジルとイタリアが激突。リオ五輪の締めくくりとして最後に行われるバスケットボールは、NBAのスター選手を揃えて3連覇をねらう米国と、これを迎え撃つセルビアが金メダルをかけて戦う。どちらも見応えのある一戦になるだろう。たとえ日本は出ていなくとも、世界最高峰のプレーが見られるのは五輪の醍醐味だ。

 日本時間22日の朝には閉会式が行われる。式の中では次の五輪開催地である東京へのフラッグ ハンドオーバー セレモニーも行われ、東京都の小池百合子知事がリオデジャネイロ市長から五輪旗を引き継ぐ。また、世界に向けて東京と日本を紹介する約8分間のパフォーマンスも行われる予定だ。閉会式には安倍晋三首相も出席する。

 来月には9月7日~18日までの12日間の日程でリオパラリンピックが開かれる。それが終わると、2020年東京五輪・パラリンピックまで、あと4年。その間、日本は世界中の注目を大いに集めることとなる。(文・高樹ミナ)