アジア最終予選のメンバーで、先の南ア戦にも招集されながら「託す」(手倉森監督)側に回ったのは松原健(新潟)、豊川雄太(岡山)、鈴木武蔵(新潟)、オナイウ阿道(千葉)の4選手。南ア戦に呼ばれた中谷進之介(柏)、野津田岳人(新潟)と鈴木はバックアップメンバーとして8月1日から13日までチームに帯同する予定でいる。

 会見で見逃せないのが、手倉森監督が「対戦国と気候を考えたメンバーでトータル的に考えた。マナウスになったのは大きかった」と話したことだ。日本は初戦のナイジェリアと第2戦のコロンビア戦をマナウスで戦う。アマゾンへの玄関口でもあるマナウスは、高温多湿で湿度は75%以上、気温も26~37度と試合をするには過酷な環境だ。しかし日本はスタミナには自信があり、コンディション調整も過去に様々なデータを蓄積している。だからこそ手倉森監督もマナウスでの試合を歓迎したのではないだろうか。

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