今後も、ドローン関連施設は西東京エリアで多数、計画されている。ロボット&ドローン専門情報サイト「ロボティア」の代表・河鐘基氏はこう語る。

「例えば、ドローンビジネスを手掛けるスカイシーカーと商用ドローン世界最大手DJI(本社・中国)の日本法人、DJI JAPANは、今年4月から西東京地域のあきる野市と連携して操縦者の技能を認定する事業を始めた。また、DJIの正規代理店として商品販売を行うSEKIDOも同月、立川にドローン体験型店舗『SEKIDO DJI Experience Store』をオープンさせました。今年に入って、続々とこうした施設が誕生し、ドローンのデモフライトや体験会が開かれ、にぎわいをみせています」

 もともと、西東京地域は文化施設が多く、自然環境にも恵まれた場所。企業の誘致が進み、西東京が日本のドローンユーザーにとっての“聖地”となるのか。同地域で新たな名所やビジネスが誕生するかもしれない。(ライター・児玉ジン)