楽しげにダンスを披露したオーバメヤン(右)とムヒタリアン。「Running Man Challenge」は今後サッカー界で流行するかも。(写真:Getty Images)
楽しげにダンスを披露したオーバメヤン(右)とムヒタリアン。「Running Man Challenge」は今後サッカー界で流行するかも。(写真:Getty Images)

 現地時間4月30日のドイツ・ブンデスリーガでヴォルフスブルクに5-1で白星を飾ったドルトムント。5発圧勝という内容もさることながら、主将マッツ・フンメルスの去就問題に端を発する反フンメルスキャンペーンなど、様々な話題を提供した一戦だが、エピソードはまだある。この試合で、ピエール・エメリク・オーバメヤンが“次のレベル”に到達したのである。

 キックオフからわずか7分、ヘンリク・ムヒタリアンから香川真司へ、定規で直角に線を引いたような軌道でボールがネットを揺らすと、これを皮切りにドルトムントは次々ゴール。77分にはムヒタリアンのクロスをオーバメヤンが頭でたたき込み、スタジアムを一層盛り上げる。

 その際にオーバメヤンとムヒタリアンがみせたゴールセレブレーションが、現在ネット上で新たなトレンドとなっている「Running Man Challenge」である。

 得点直後、オーバメヤンがムヒタリアンのもとへ駆け寄ると、2人は軽快なダンスを披露。リズミカルに縄跳びをしているような小刻みなステップと腕の振りに、観客や視聴者から「あれは何?」との声が上がった。

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