日本選手権で2位に入り、五輪代表入りが有力になった荒井。写真は2015年4月撮影。(c)朝日新聞社
日本選手権で2位に入り、五輪代表入りが有力になった荒井。写真は2015年4月撮影。(c)朝日新聞社

 4月17日、リオ五輪の代表選考会を兼ねた陸上の日本選手権50キロ競歩が石川県輪島市文化会館周回コースで行われ、すでに五輪代表入りを決めていた谷井孝行が優勝。荒井広宙が2位に入り、五輪代表入りが有力となった。

 代表枠3で、谷井と森岡紘一朗がすでに五輪に内定しているこの種目。残り1枠を巡り、荒井のほか、日本記録保持者の山崎勇喜らが争う形となったこの日は、谷井が優勝し荒井が2位という結果に。優勝した上で日本陸連が定めた3時間45分2秒の派遣設定記録の突破が自動的に代表入りする条件だったため、荒井は代表入りを確定させることはできなかったが、五輪代表入りは有力となった。