本当は、みんなつらいことや悲しいことがいっぱいあったはずなのに、ごきげんだった。

 不幸を「笑い」にしていた。

 わたしは、不幸は自分しだいで「笑い」に変えることができることを教えられた。

 だから、わたしは人生において「笑い」って大切だと感じている。

「笑い」は、希望だと思っている。

 人が笑顔でいてくれたら、安心や愛情を感じる人は多い。

 つらいとき、苦しいときでも、笑顔でいることが苦境を脱するきっかけになったりもする。

 だから、意識して、努力して笑顔でいること、ごきげんな自分をつくることが大事。

 自分で自分の機嫌を取る力、言い換えると「ごきげん力」が大切なのだ。

 わたしは、医者でもカウンセラーでもない。

 けれども最初に入った吉本興業で、このことを教えてもらったことは、今も大きな財産。

 今まで1年以上、どうもありがとうございました!