「白鳥麗子といえば、美人で上品なお嬢様の代名詞。鈴木も松雪も誰もが納得するキャスティングで、松雪版のエンディングがZARDの『負けないで』、『きっと忘れない』だったこともあり、いずれも高視聴率ドラマでした。鈴木はこのドラマ以降、いわゆる90年代トレンディードラマ女王になりましたし、河北にかかるプレッシャーも相当なものかもしれません」(スポーツ紙記者)

 “初代・白鳥麗子”こと鈴木は、現在放送中のNHKドラマ10「わたしをみつけて」に出演している。仕事に厳しい看護師長役に扮するが、「現場でも、師長っぽくテキパキしている」と話すのはドラマスタッフだ。

「撮影は閉院した病院を使って行われたのですが、鈴木さんの衣装の着替えの速さ、せりふの正確さは群を抜いてました。自分の出番ではない時でも、主演の瀧本美織さんのシーンをずっと見ていて、的確なアドバイスをしたり。現場ではまさに看護師長の役柄と同様、男前でスタッフに頼りにされていました」

 2011年に女優復帰してからも、3人の子供たちの世話はもちろん、家事も変わらずこなしている。「暇さえあれば、読書にストレッチと、とにかく私生活もパワフル」(女性誌記者)という。

 プライベートでも、家庭を切り盛りして、今では別の「おーほほほほほほ!」が似合いそうだ。

(ライター・浜中こまき)