この秋、新発売の「紫いも」チョコレート菓子
この秋、新発売の「紫いも」チョコレート菓子
昨年に続き期間限定で販売された「マックシェイク 紫いも」
昨年に続き期間限定で販売された「マックシェイク 紫いも」

 この秋、コンビニエンスにある菓子売り場の一角が紫色に染まっている。近づいてみると、和風の色合いが雅な「紫いも」の限定商品がずらり。いずれも9月に新発売されたチョコレート菓子だ。その動きはコンビニだけではない。日本マクドナルドも昨年に引き続き、「マックシェイク 紫いも」を期間限定で販売している。数年前から始まっていた「紫いもブーム」、どうやら今年はさらに大きな波がきているようだ。

 お菓子メーカーも新製品を続々投入している。たとえば、明治は、U字型のラングドシャにホイップショコラを合わせた「HORN(ホルン)紫いも」を発売したほか、昨年に引き続き登場となった「galbo mini(ガルボミニ)ほっくり紫いも」を11月までをめどに期間限定で販売している。広報担当者によると、「ガルボミニが好評だったので、ホルンでも」とのこと。まさに、「いもづる式」の商品展開である。

 一方、ブルボンも負けてはない。「mochi chocolat(もちチョコレート) 紫いも&黒ごま」と「ブランチュールミニDX濃厚紫いもチョコレート」を期間限定(今年10月ごろまで。なくなり次第終了)で、新たに投入した。広報担当者いわく「ブームに乗ったというよりは、食べ物がおいしくなる秋の味覚に関連した商品の一つとして企画した」という。

 また、マックシェイクは昨年初めてお目見えした「マックシェイク 紫いも」が好評だったため、今年も9月下旬までの予定で、再登場させた。鹿児島県産の紫いもの味わいは、シェイクの滑らかな舌触りに合う。昨年に続いて好評だという。

次のページ