「100の願い Single, MaxiAmazonで購入する」
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 100枚目のシングル「100の願い」を5月20日にリリースした歌手の郷ひろみ(59)が、全50公演に及ぶコンサートツアー、『Hiromi Go Concert Tour 2015 THE GOLD』を27日からスタートさせた。

 10月18日で「還暦」という節目も迎える今年は、郷にとっても特別な「ビッグイヤー」だ。

 ライブでもキレのあるダンスを披露し、「歌は終わりがないので、自分自身、もっと高みを目指して登っていかなければいけない。個人的には、年齢を重ねるにつれもっともっと苦しまなければいけないと思う。死ぬまで発展途上という思いをもって、これからも皆さまの前でパフォーマンスしたい」と、さらなる活躍を誓った。

 新曲は、東海テレビ・フジテレビ系昼ドラ「プラチナエイジ」(5月29日最終話)の主題歌にもなった。このドラマの謳い文句は、“60代の青春物語”だが、「自分の成功は、60歳から始まると思ってる」と話している郷には「アラ還」ではなく、まさに「プラチナ」と言った方がしっくりくる。

 1972年に「男の子女の子」でデビューしてから43年。常に「トップスター」として第一線に立ち続けている。そのストイックさも有名だ。

「郷は20代から、欠かさず午前中からトレーニングをしています。腹筋と背筋はノンストップで30分間、次に加圧トレーニングを30分、ストレッチを30分。時間がある時は、さらにランニングも」(芸能関係者)

 朝食は基本的にサラダとフルーツ。昼食も軽め。夜は何でも食べるが午前0時を過ぎたら一切食べないという。しかもツアーがスタートしたら、ステージ前の48時間はお酒を口にしない。

 郷が特にこだわるのは美しい歯への執着だ。

「ブラッシングは、1日に4回。朝食後、昼食後、夕食前、就寝前に各10分ぐらい。もちろん、フロスと舌磨きも欠かしません。フロスは米国製です。体の左右のバランスを保つためにブラッシングだけでなく、食事の時も左手を使うようにしていて、今では両方とも同じように使えるそうです」(前出の関係者)

 今年は、21年ぶりに連続ドラマにもレギュラーで出演する。佐藤健主演のTBS系連続ドラマ「天皇の料理番」(日曜・午後9時)で明治時代の初代駐フランス日本大使の栗野慎一郎を演じる。

「約1カ月間、フランス語を特訓したそうで、流ちょうに話せるまでになったそうです」(テレビ誌記者)

 何事にも決して手も抜かず妥協も許さない姿勢が、比類なきスターを作っているのだろう。

(ライター・浜中こまき)