■ケララバワン(練馬)


 ケララ州出身のサッシー氏が練馬にオープンして10年、地元の人たちにも愛される南インド料理店。オーナーの奥さんは漫画家の流水凜子さんで、この店と家族の顛末は『インド夫婦茶碗』(ぶんか社)に描かれている。オススメメニューは“2014年日本カレー大学最高金賞”を受賞したケララミールスベジ。
【住所】東京都豊島区豊玉北5-31-4
【電話】03-3991-5218
【営業時間】11:00~23:00(ただし月~金の15:00~17:00は休憩)
【URL】http://www.keralabhavan.com/

■ムーナ(下北沢)
 カレー激戦区、下北沢で必ず上位にランキングされるのがここ。とにかくフィッシュカレーが秀逸。南インド料理店だけに「ナンはありません」のサインボードが。代わりに出されるのは南インドのパン、ロティ。下北沢駅南口から徒歩1分ほどなのだが、雑居ビルの5階にあり見つけにくく、その隠れ家的風情もよい。
【住所】東京都世田谷区北沢2-12-13-5F
【電話】03-3411-0607
【営業時間】火~金曜 11:30~15:00、18:00~23:00/土・日曜・祝日 12:00~16:00、18:00?23:00/月曜休み
【URL】http://www.moona.jp/

■砂の岬(桜新町)
 いま東京でいちばんおいしいカレー店はここかもしれない。料理はもちろん、蔦がからまった寓話的な店構えやインドのアンティークを配したおしゃれな店内にも注目。週に4日しか店を開けないのだが、残りの3日は休んでいるのではなくずっと仕込みをしているのだとか。行列必至の超人気店。1時間並んででも食べる価値のあるカレーがここにある。
【住所】東京都世田谷区新町2-6-14
【電話】080-4248-7720
【営業時間】木・金曜 12:00~14:30、19:00~21:00/土・日曜 12:00~16:00/月~水曜休み ※カレーがなくなり次第終了。6月以降の営業時間はURLをチェック
【URL】http://www.sunanomisaki.com/

「夏カレー」がすっかり定着し、暑くなるとカレーが食べたくなるという声もよく耳にする。いよいよカレーの季節の到来!ということで、気になるお店をチェックして、南インドカレーを体験してみてはいかがだろうか。

(写真・文/松岡宏大)