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なぜ夫は妻の実家で昼寝できるのか?

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妻には理解できない夫の心理 

妻には理解できない夫の心理 

AERA with Baby 2015年4月号

大特集は「才能を伸ばす 0~3歳の超!早期教育とは」。人気の乳幼児向け教室のルポや、脳科学から見た早期教育、ほかのママたちの早期教育事情などが満載

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「だから内容は関係ないんですって。会話にはテーマや議題がなければいけないと思っている男性には、なかなか理解できないとは思いますがね」

 わが両親との円満を図って会話しておる妻にとって、昼寝して世間話もせぬ拙者は、妻の両親とは仲良くする気がないように見える、というわけか……。

「でもね、たいていの場合、夫が妻の実家で寝てしまうのは、本当にくつろいでるからとか図太いからじゃありません。夫よりも付き合いの長い妻の両親と妻との会話には、自分が知らないこともたくさん出てきますよね。でも男って、知らないことを『わからない』とか『教えてください』と言うのがとても苦手な生き物なんです。だから妻の実家の団らんは居心地が悪くて、眠ってしまうんです」

 そうそう、それじゃ! どうも妻の実家へ行くと自分が邪魔者のような気がして、会話に入っていけぬゆえ、寝てしまう……。

●夫の昼寝は満員電車のスマホと同じ!?

「満員電車で、スマホに没頭したり、眠ったりしている人が多いのは、不快感を断ち切るために、殻にこもって自分の世界観をつくる行為なんですが、妻の実家での夫の昼寝もそれと同じ」

 殻にこもる! その通り!

「夫と自分の両親との関係を円満にしたいなら、妻は会話に入りづらい夫を仲間に入れる工夫(詳細は上記参照)をしなくては。けれど、夫も苦手だからと殻にこもって寝てちゃダメです」

 わかってはおるのじゃが……。

「定年後の夫が妻に煙たがられるのは、ずっと家にいて妻にかまってほしがるから。仕事仲間との縁が切れても、近所のコミュニティーに飛び込んで新しい友達を作れないんです。定年後の人生のためにも、自分を変える努力をしなくては」

 むむむ。努力か……。

●まずは自分から心のドアをノック

「それには自分から発信して、コミュニケーションをとりたいと意思表示し、相手に働きかけることが重要です。これを『ノッキング行動』といいます」

 心のドアをノックでござるな。

「ノッキングの第一歩はあいさつです。黙って頭を下げるんじゃなく、笑顔で声を出してあいさつ。これだけで、相手との距離はぐっと近くなるんです。夫婦円満の秘訣でもありますね」

 よし、明日から「笑顔であいさつ」千本ノックに挑戦いたす!

(取材・文 武士沢忠長 AERA with Baby2015年4月号より抜粋)


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