AERA dot.

夏より高い冬の光熱費! 簡単に10%削減する方法

このエントリーをはてなブックマークに追加
dot.#住宅
「ゼロ・エネルギー住宅」を掲げ、業界でもいち早く取組んできたミサワホーム

「ゼロ・エネルギー住宅」を掲げ、業界でもいち早く取組んできたミサワホーム

 二十四節気の24番目、大寒に入った。1年のうちでもっとも寒さが厳しい時期だが、七十二候でいえば「春隣」(はるとなり)であり、春に向かう季節でもある。とはいえ、やっぱり寒いものは寒く、冷え性の女性には、重ね着にニット帽やら耳あてなど、美しさからいささか離れた着ぐるみのような姿になってしまうという悩みもあるようだ。

 兼好法師は徒然草(つれづれぐさ)の中で「ふゆがれ(冬枯れの)のけしきこそ、秋にはをさをさ劣るまじけれ」と記している。物寂しく感じる冬でも、凛と澄んだ空気は粛々とした美しさがあり、冬枯れの景色をみながら、暖かい室内で過ごす時間は、穏やかなものであろう。しかし、部屋でぽかぽかと気持ちよく過ごすのに、窓からの冷えは意外に手強い。気をつけないと光熱費もかさむことになる。

 エネルギーの使い方をみなおす電気料金比較サイト「エネチェンジ」によると、夏より冬の方が光熱費が高い。冬は室内の設定温度と外気温の温度差が大きくなることや、日照時間が短いため朝夕に電気をつける時間が長いことなどがその理由だ。

 よけいな寒気を入れない、暖かい空気を循環させるなどの細やかな暮らしの知恵が光熱費を下げるのはもちろんだが、環境省によれば、冬の暖房時の温度設定を1度低くすると約10%(約70W)の消費電力の削減になるそうだ。

 最近は住宅の構造を最初から「光熱費の安い家」にする設計も盛んに行われている。家屋で使う年間のエネルギー(石炭、石油、天然ガスなど)消費量から、太陽光発電などによって創出されたエネルギー量を差し引きし、おおむねゼロになる家は、「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」と呼ばれており、政府も2020年までに標準的な新築住宅でのZEH実現を目指し、補助金制度を設けるなど普及を促している。

 当然、住宅メーカーもこれを意識した商品を販売しているが、この領域に早くから取り組んできたミサワホームによれば、「ZEH」は、躯体の断熱性能の向上、外皮面積を小さくして熱損失を抑える、住宅内に取り込む風や日差しの角度を配慮したデザインにする、太陽光発電システムも大容量にするなどの工夫で実現しているという。

 冷えは万病のもとでもあり、光熱費がかさめば懐も寒くなる。毎年必ず訪れる時期だからこそ、どうやって自分の家を暖かくするか、考えてみるのもいいかもしれない。

(協力:ミサワホーム)

【参考サイト】
ミサワホームのゼロエネルギー住宅 ZEH
dot「住まいづくり」を考える


トップにもどる dot.オリジナル記事一覧

続きを読む

   住宅 をもっと見る
このエントリーをはてなブックマークに追加