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アギーレJ アジア杯”連覇”への試練とは…

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アギーレ監督はアジア杯を制覇できるか?

アギーレ監督はアジア杯を制覇できるか?

 来年の1月9日からオーストラリアで開催されるアジアカップ2015の日本代表メンバー23名が12月15日に発表された。まずは顔ぶれを見て行こう。

 GKは川島永嗣(リエージュ)、東口順昭(G大阪)、西川周作(浦和)の3人で、こちらは11月のキリンチャレンジ杯と同じメンバーだ。

 DFは長友佑都(インテル)、森重真人(FC東京)、太田宏介(FC東京)、内田篤人(シャルケ)、吉田麻也(サウサンプトン)、塩谷司(広島)、酒井高徳(シュツットガルト)、昌子源(鹿島)の8人。11月と比べ、長友の復帰により松原健(新潟)が外れた。

 MFは遠藤保仁(G大阪)、今野泰幸(G大阪)、長谷部誠(フランクフルト)、香川真司(ドルトムント)、清武弘嗣(ハノーファー)、柴崎岳(鹿島)の6人。12月13日のブレーメン戦で1ゴール1アシストを記録するなど復調傾向にある清武がアギーレ・ジャパンで初招集されたことで、ボランチの田口泰士(名古屋)が外れた格好だ。

 そしてFWは豊田陽平(鳥栖)、岡崎慎司(マインツ)、本田圭佑(ACミラン)、小林悠(川崎F)、乾貴士(フランクフルト)、武藤嘉紀(FC東京)と11月と同じメンバーが選出された。アギーレ監督はメンバー発表の会見で「基本は4-3-3」と語っていたので、ケガ人が出ない限りスタメンはGK川島、DFは右から内田、吉田、森重、長友、MFは長谷部をボランチに右に遠藤、左が香川、そしてFW陣は右から本田、岡崎、武藤(乾)といったところだろう。初招集の清武は、なかなか調子が上がらずベンチを温めることの多い香川のバックアップとして呼ばれた可能性が高い。

 さて連覇のかかる日本だが、初戦のパレスチナはアジアカップ初出場でFIFAランクも113位の相手だけに日本が快勝するはず。できれば大差の勝利で得失点差のアドバンテージを稼ぎたいところだ。

 第2戦のイラクは、過去の対戦成績で日本の4勝2分け3敗と拮抗しているものの、1993年のJリーグ誕生後は一度も負けていない(4勝1分け)相手。ブラジルW杯の最終予選でもアウェーで1-0と勝っているだけに苦手意識もない。

 そして最終戦は第2シードのヨルダンとの対戦である。前回大会でも初戦で対戦し、日本はロスタイムに吉田のヘッドで同点に追いつくという苦戦を強いられた。近年急速に力をつけているだけに、ドローも視野に入れつつグループリーグを首位で突破する戦いをしなければならない。

 グループDを1位で通過すると、準々決勝はグループCの2位と対戦する。このグループの2位抜けはアラブ首長国連邦(UAE)が有力。彼らは日本戦になると守りを固めるので苦戦を強いられてきて、ロースコアのゲームになることが多く、過去の対戦でも5勝7分け2敗とドローが多い。専守防衛のチームにアギーレ監督がどのような攻め方をみせるか、その手腕に注目したい。

 そして準決勝だが、順当なら韓国かオーストラリアになる。連覇には避けて通れない両国なので、前回大会同様、アジアの列強を連破して有終の美を飾りたいところだ。

(サッカージャーナリスト・六川亨)


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