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ゲームをしながらニュースが読める? 「新聞クエスト」とは

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新聞っぽさが全面に出たタイトル画面

新聞っぽさが全面に出たタイトル画面

探偵事務所のボスの部屋。ここからゲームが始まる

探偵事務所のボスの部屋。ここからゲームが始まる

街の人に話しかけると情報を話してくれる

街の人に話しかけると情報を話してくれる

「新聞クエスト」というゲームをご存知だろうか。クエストという響きから、ロールプレイングゲーム(RPG)などの冒険ゲームを想像するかもしれない。だが、このゲームはただのRPGでもなければ、単なるニュース閲覧アプリでもない。新聞記事を用いた推理ゲームなのだ。

 このゲームはとある探偵事務所の一室から始まる。探偵である主人公は事務所のボスからの指令を受け、特定の情報を収集するため街へ繰り出す。街は「ニュースの街」でそこに住む人々は情報通だ。画面内のキャラクターをタッチ(PCの場合はマウスでクリック)して住人に話しかけると、過去や現在の色々な情報を教えてくれる。そうやって集めた情報を持ってボスに報告に戻るとクイズが出題され、それに正解するとクリアとなる。ゲームとしてはいたってシンプルな内容だ。ちなみに、ゲームの中で扱われる情報は全て新聞社から提供されているもので、全ての情報をよく読まないとクリアできない仕組みとなっている。

 新聞社のアーカイブデータをゲームの素材として活用しているため、過去の出来事と現在とを結びつけることで、今後の展開を予測したり、新しい発見があったりと、ニュースをより深く理解する助けになる、まさに新聞クエスト(探究)なのだ。

 画面はドット絵で文字も大きく見やすい。はたから見たらとても新聞やニュースを読んでいるようには見えないだろう。また、ファミコンのゲームのような絵柄や画面のデザインは20代後半から30代にはどこか懐かしく、心を掴まれるのではないだろうか。

 実はこのゲーム、一般に販売されているわけではない。ウェブサイト・アプリの開発・作成を競うコンテスト「第1回HTML5 Japan Cup」で入賞した作品なのだ。

 同コンテスト協賛の朝日新聞社が「ニュース記事を活かした、20代、30代向けモバイルゲーム」をテーマに作品を募集。そこで選ばれたのが今回の「新聞クエスト」。IT企業に勤務する佐藤真理子さんとチェ・チャンヨプさんが制作した力作だ。

 新聞なんてテレビ欄しかみないという人や、最近スマホでパズルゲームばかりやってお疲れ気味な人、なんだか急にファミコン時代のゲームがやりたくなった人など、一度プレイしてみてはいかがだろうか。


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