友だち装ってカード買わせる? LINE乗っ取り被害を未然に防ぐには 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

友だち装ってカード買わせる? LINE乗っ取り被害を未然に防ぐには

このエントリーをはてなブックマークに追加
dot.

「“LINE”を知っていますか?」そんな質問は、もはや野暮である。2011年のサービス開始以来、世界230カ国で利用されるまでに成長した無料コミュニケーションアプリだ。そんな“LINE”を筆頭に、様々な事業を展開しているLINE株式会社から、不穏な呼びかけが届いた。

 6月上旬頃から「アカウントが乗っ取られた」「第三者に勝手に使われている」という問い合わせが日本のユーザーから増えたことを受けて、LINE株式会社が調査したところ、不正ログインが発生していることが判明したのだ。

 現時点では“LINE”のアカウント情報が外部に流出したという事実はなく、他社サービスから第三者にメールアドレスやパスワードなどが渡って悪用されたものと想定しているという。

 LINE株式会社は、もし他のインターネットサービスと同じメールアドレスやパスワードを“LINE”に設定している場合は、パスワードを他と違うものに変更して欲しいと、公式ブログで呼びかけている。

“LINE”は電話番号認証のみで始められるため、それ以外の情報の登録が必須というわけでないが、アカウントを引き継いだまま機種変更をしたり、PC版など他のプラットフォームで利用したりするためには、メールアドレスとパスワードの登録が必要になる。

 今回、乗っ取りに利用されたのは、このメールアドレスとパスワードだというのだ。

 LINEアカウントを乗っ取られてしまうと、一体なにが起きるのか?

 LINE は基本的に、お互いの電話番号やメールアドレスを知っている相手を友達として登録している。つまり話し掛けてくる相手は、少なくとも知人であることを前提にしている。

 アカウントを乗っ取った人間はそれを悪用し、さも友人本人のようになりすまして罠サイトへ誘導したり、代理で購入してくれと持ち掛けてWeb Moneyのような電子マネーのプリペイドカードを購入させて番号を盗んだりするなど、信頼や善意を踏み台にしているのだ。

“LINE”は便利、無料、簡単などの要素が人気の源ではあるが、便利で簡単だからこそ、しっかりと自衛する必要性が出て来た。他のサービスと同じメールアドレスやパスワードに心当たりのある人は、トラブルを未然に防ぐためにも、早急に変更する必要があるだろう。


トップにもどる dot.オリジナル記事一覧

続きを読む

関連記事関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
あわせて読みたい あわせて読みたい