メトロポリタン美術館の絵画や彫刻がダウンロードできる?! 〈ASAHIパソコン〉|AERA dot. (アエラドット)

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メトロポリタン美術館の絵画や彫刻がダウンロードできる?!

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フェルメール「少女」(メトロポリタン美術館提供)

フェルメール「少女」(メトロポリタン美術館提供)

 「教科書で見たことがある!」作品も手軽にダウンロード――。

 米ニューヨークのメトロポリタン美術館は、著作権保護期間が過ぎるなどの理由で知的財産権が消滅し、パブリックドメイン(公共財産)となった絵画や彫刻など所蔵品約40万点をウェブサイトで公開、無料でダウンロードできるようにする「Open Access for Scholarly Content (OASC)」という取り組みを始めた。学術・文化的活動など非商業的な目的なら、自由に利用することができる。今後も、定期的に作品を追加していくという。

 同館は、世界各地、各年代の美術品や工芸品などを幅広く所蔵。ウェブサイトでは、一部を除き、古代バビロニアの出土品やピカソ、エル・グレコ、マネ、フェルメールといった著名な芸術家の作品を高解像度な画像データで閲覧、それらをダウンロードできるようになった。お目当ての作品は、芸術家の名前や作品名などで検索できる。館内で展示されていない作品が鑑賞できるのも特徴だ。

 作品画像の左下に「OASC」マークがあれば、右下の「↓」をクリックしてダウンロードできる。試しに、日本でも人気が高いオランダの画家、フェルメールの「少女」を取得してみた。サイト内の検索ツールに「Johannes Vermeer」と打ち込むと(日本語での検索は現在のところ不可)、同館所蔵のフェルメールの作品がずらりと並ぶ。その中から「Study of a Young Woman(少女)」を選択し、画像右下の「↓」をクリックすると、画像だけのページが開くのでここで画像を保存する。ダウンロードはすぐに完了し、画像の詳細をみてみると解像度は150dpiでサイズは3319×3690ピクセルだった。拡大すると独特の光の表現や色遣いなどを細部まで観察できた。作品に触れるぐらい近寄らないと分からないような細かな部分も拡大画像で簡単に確認できるのだ。

 お気に入りの芸術家の作品を隅々まで眺めるもよし、ダウンロードして世界に一つの作品集を作るもよし、はたまた友人同士で作品について語り合うもよし。芸術を身近に感じられる絶好の機会を楽しんでみてはいかがだろうか。

【関連リンク】
メトロポリタン美術館ウェブサイト The Collection Online
http://www.metmuseum.org/collection/the-collection-online


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