東京・千鳥ヶ淵
東京・千鳥ヶ淵
青森・弘前城
青森・弘前城

3月も中旬を過ぎると、少しずつ春の兆しが感じられる。学校は卒業シーズン、会社は期末が近づき慌ただしく過ぎ、4月になると新入学、新年度。そして、そう「お花見」の季節だ。昨年は関東以南は比較的桜の開花が早く、3月末にお花見を済ませてしまった地域もあったかと思うが今年はどうだろう。そろそろお花見の予定をたてるタイミングだろう。

 日本気象協会が3月12日に発表した予想によるとによると今年の桜(ソメイヨシノなど)は、3月18日には高知で開花。その後桜前線は日本列島を北上し、福岡は3月22日、大阪は29日、そして東京都心は30日と次々と開花する予想となっている。満開は開花日からだいたい1週間ぐらい後となるので、予想通りなら東京都心では4月6日の日曜日の前後がお花見のピークとなるだろう。今年は、天皇陛下の傘寿記念事業として、東京では皇居の乾通りの一般公開が行われるが、こちらも桜の開花にあわせて4月4から8日に決定した。ちなみに開花が少し遅めの八重桜が中心となる大阪造幣局の「桜の通り抜け」は4月11日から17日の予定だ。

 南北に長い日本列島。桜の見頃はこの後も続く。昨年はかなり開花が遅かった北日本の桜も、今年の予想ではほぼ平年並みか、数日遅れ程度の開花予想。東北随一の桜の名所、弘前城の桜も今年はGW前の4月23日に開花、29日が満開の予想となっているので、ちょうどGWに満開の桜が楽しめるだろう。津軽海峡を渡って、札幌の開花予想は5月5日。こちらは連休明けが見頃か。日本気象協会の開花予想で一番遅い開花地点となっているのは北海道の根室で5月19日の開花、満開は25日の予定だ。

 こうして日本列島の桜を追っていくと、約2カ月の間お花見が楽しめる事になるが、さて、あなたのお花見の予定はいつ、どこで?