「そんなにたくさん!」「一度もないの?」高校野球の記録あれこれ (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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「そんなにたくさん!」「一度もないの?」高校野球の記録あれこれ

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◆打ちまくったPL学園。

 打撃記録を見ると、やはりPL学園。それも「桑田・清原」時代のものが目立つ。1試合の最高打率は.593で第67回大会のPL学園。対東海大山形の試合で、なんと54打数32安打!この試合でPL学園は毎回得点で29得点を記録。これは最多得点記録にもなっており、他にもこの試合では1試合最多安打、最多打点が記録記録されている。この試合、記憶にある方も多いと思うが、最後になんと清原選手が投手としてマウンドに上がっている。

 ちなみに相手チームの東海大山形も7得点しており、1試合の両チーム合計得点でも最多となっている。清原選手は前年1984年の第66回大会では1試合3本塁打を放っており、第87回大会の大阪桐蔭平田選手と共に1試合個人最多本塁打となっている

◆ありそうなのに一度もないの?

 そう、実は「完全試合」は一度も達成されたことがない。「無安打無得点試合」はこれまで22人が23度(海草中 嶋選手が1939年の第25回大会に2回)達成しており、最も最近では1998年の第80回大会であの松坂投手(横浜)が達成している。地方大会ではしばしば見られ、最近では、この夏の埼玉大会で浦和学院の小島投手が見事達成。春の選抜高等学校野球大会ではこれまで二度も達成されているのに、夏は一度もないのだ。

◆監督にも脈々と伝統が

 出場校の監督は自分も、高校球児で甲子園出場経験のある人が多い。例えば沖縄尚学の比嘉監督は1999年センバツで沖縄尚学が県勢初の甲子園優勝を成し遂げた時のエースだ。さらに今回出場校の中で福岡の自由が丘の赤嶺監督は沖縄水産の故・栽弘義監督の息子。さらに、よく知られているように、和歌山県の箕島の尾藤強監督は、かつて箕島を春夏計4回優勝に導いた名監督、故・尾藤公監督を父に持つ。親から子へ。プレーヤーとしても監督としても、技術や夢が引き継がれていくのは、長い歴史を持つ大会ならではだろう。

最後に少しお知らせ。

 他にも色々な記録が毎年のように生まれる高校野球。「われこそは高校野球博士。」との自負もある方も全国におられることと思う。そんな方に試していただきたいのが今年からスタートした「高校野球検定(主催:朝日新聞社)」だ。今年は初級と中級のテストが実施されるので、腕試しをしてみてはいかが?

【関連サイト】
高校野球検定
http://www.kentei-uketsuke.com/hbkentei/


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