第1回ワークショップ
第1回ワークショップ

新しい住まいのあり方として定着した「シェアハウス」。ひとつの住居を複数人で共有するというスタイルが、今後も若者を中心に普及していくと予想されている。なかでも、最近は同じ趣味や目標をもった者同士が入居するシェアハウスが注目を集めているようだ。

 転勤等による短期間の留守宅等の賃貸の媒介などのリロケーションサービスを提供する株式会社リロ・ホールディングは、「生きた英語を学び、グローバル人材をつくる」というコンセプトに基づいたシェアハウスの企画、運営を開始することを発表した。日本経済におけるグローバル化に対応するため、同社は「日常生活に英会話を取り入れられる環境づくりが重要」と考え、日本人ビジネスマン向けのシェハウスを実施。共有ラウンジでのコミュニケーションは英語主体、定期的にグループ英会話レッスンを行うなど、さまざまな企画を計画中だ。自宅が“英会話教室”になるため、短期間での英語力の向上が期待できそうだ。

 一方、女性向けのシェアハウスも人気だ。大阪府吹田市にある「Beauty & Diet江坂」は、その名の通りダイエットを目的とした女性専用のシェアハウス。体重で家賃が変わるというユニークな設定が特徴だ。入居中の体重変動を1kgあたり1,000円としてカウントし、痩せればそれだけ安く住める仕組み。「最寄り駅か徒歩18分」という不便な立地を逆手にとったアイディアで、2012年のオープン以来人気の物件に。

 東京都台東区の「Beautyシェアハウス」は、6月2日から1週間限定で開催されるシェアハウス。美はライフスタイルからつくられるという考えのもと、資生堂のスキンケアブランド「dプログラム」をはじめ「Panasonic Beauty」など多彩なブランドが毎晩美容に関するワークショップを展開する。フランス発のナチュラルミネラルウォーター「Contrex」が、キレイを目指す女性のために「ためないカラダ」を目指す講座を提供したり、「カメヤマキャンドルハウス」がキャンドルの保つリラックス効果に着目し、キャンドルを日常生活にとりいれる習慣を提案したりなど、毎回バリエーション豊富なワークショップを用意。参加者は入居した日から毎日、平日は職場や学校から帰宅後にワークショップに参加する。

 この「Beautyシェアハウス」は昨年11月にも実施され、好評につき第2回が決定した。過去の参加者からは、「キレイになりたい気持ちを共有できて励みになった」「美には普段のちょっとした意識や習慣が大切と気づいた。また参加したい」という声があがったという。現在参加者を募集中で「Beautyシェアハウス」のウェブサイトから応募することができる。

【関連リンク】
第2回「Beautyシェアハウス by d プログラム」
http://www.beauty-co.jp/collabo/article/CL1304002/01/