春休みですね。週末は温泉にでも(写真はイメージです。本文とは関係ありません)
春休みですね。週末は温泉にでも(写真はイメージです。本文とは関係ありません)

二股愛の末、報道陣の前で涙を流した俳優・塩谷瞬(30)。今年は舞台などの仕事の合間に、世界中を旅してまわり、「いろいろな経験をしたい」と意気込んでいるという。そんな塩谷が3月21日、自身のブログで「温泉ソムリエの資格をとりました!」と報告した。

 「本格的に勉強して温泉や水や成分に詳しくなりました」とのことだが、この温泉ソムリエとはいったい何なのだろうか。芸能界では東貴博&安めぐみ夫妻、スギちゃんや釈由美子も温泉ソムリエだという。

 無料温泉情報誌「名湯ゆこゆこ」を発行し、シニアをターゲットとした温泉宿泊予約サービスを提供する株式会社ゆこゆこの広報・温泉ソムリエの笠原敦子さんによると、「これは新潟県妙高高原温泉郷にある赤倉温泉で誕生したもので、温泉の知識と正しい入浴法を学び、温泉の魅力を再発見することを目的にした認定資格」とのこと。たとえば“美人の湯”という言葉は聞いたことがあっても、それがどんな泉質かまで説明できる人は少ない。また、美肌のためにどうやって入浴するのがいいのか、知っている人もあまりいないだろう。そうした知識と技術の習得がこの資格の目的だそうだ。

 「温泉ファンはもちろんのこと、温泉宿や温泉地で働く人で温泉ソムリエの勉強をしている人も多い」と笠原さん。なぜなら、地元の人間として小さい頃から温泉に慣れ親しみ、肌で温泉のよさは感じていても、論理的に言葉で説明することは難しいからだ。そのため、最近、温泉ソムリエのいる宿が増えている。一例だが、八幡平温泉郷(岩手)の「八幡平リゾートホテル」や草津温泉(群馬)の「草津スカイランドホテル」などもそうだ。

 “専門家”のいる温泉で彼らのうんちくに耳を傾けてから、お湯につかるのも一興。脳と体で温泉を楽しめば、その効能もより効き目がありそうだ。

【関連リンク】
温泉ソムリエのいる宿(ゆこゆこネット調べ)
http://www.yukoyuko.net/onsen_news/ranking/selection_130318.html