■スタンプの連投


 若者にも人気のキャラクターや芸能人など、さまざまな種類のスタンプがアプリ内で販売されていますが、送り方や使い方には注意が必要です。

 1回のやりとりに3~4個ものスタンプを使うと、それだけで画面が埋まってしまいますよね。そうなると前後の会話のつながりが分かりづらく、チャットのテンポも悪くなります。また、相手が好きなキャラクターや芸能人のスタンプをやたらと使用することは、気を引くために無理してスタンプを使おうとしているのが伝わってダサいと思われることもあるようです。スタンプは、必要なタイミングで必要な数だけ送るようにしましょう。

 ナチュラルに使うならば、「ありがとう」や「頑張って!」など、一言メッセージのスタンプでしょうか。少なくとも、連投は避けた方が良さそうですね。

■絵文字の多用

 ガラケー時代に流行った絵文字も、今や使い方によってはダサい認定されてしまいます。

 例えば、「ごはん」や「クルマ」など、テキストにすればいいものをあえて絵文字に置き換える、文末を必ず絵文字で締める、絵文字と絵文字を組み合わせるといった使い方が挙げられます。LINEはトーク画面の背景を個人で設定できるため、絵文字だらけの文章が送られてくると、画面がうるさくなってしまうことがあります。相手のことを思うのであれば、極力シンプルなLINEを意識するといいですよ。

■「!」「?」の絵文字
 
 上記で絵文字の多用を指摘しましたが、特に「おじさんLINE」を象徴するのが、「!」や「?」の絵文字です。記号として使うのはいいのですが、絵文字の「!」や「?」を使うと、記号が浮いて見えて、よりうるさい印象を与えてしまいます。

 絵文字の「!」や「?」を通常の記号に置き換えるだけで、落ち着いたLINEになりますよ。シンプルなLINEを目指すのであれば、絵文字の「!」や「?」からは卒業しましょう。

■古くささが漂う顔文字

 ひと昔前に流行した顔文字。今でも使っている人はいますし、廃れた文化とは言い切れませんが、毎回のように顔文字を愛用していると、古くさく思われる可能性があります。例えば「(^_^;)」や「(^_-)-☆」、「\(^o^)/」など。10年前ごろにはやったイメージがありませんか?

次のページ
「おじさんLINE」の本質的な問題とは?