「大した実績がないのに出世する人」が絶滅しないワケ (1/4) 〈ダイヤモンド・オンライン〉|AERA dot. (アエラドット)

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「大した実績がないのに出世する人」が絶滅しないワケ

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写真はイメージ(GettyImages)

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■世の中には2種類の「出世ゲーム」が存在する

 出世できるかどうかのカギを握るものとは何か。優秀かどうかだろうか。あるいは上司にゴマをすれるかどうかなのか。そんな単純な話ではない。実は、会社組織にはもともと2種類のまったく異なる出世ゲームがあるのだ。

 一つは「仕事人としての出世ゲーム」であり、もう一つは「組織人としての出世ゲーム」である(詳細は後述する)。

 実は出世する人と出世しない人の違いは、このどちらのゲームを行っているかの自覚の有無と、それぞれのルールに基づいた行動を実行しているか、していないかによる。多くの人がそれを知らないで、無駄な努力をして報いられず、不遇をかこったりするのである。

「仕事人としての出世ゲーム」(以下ゲーム1)では、仕事の結果によって評価される。このゲームには2つの部門がある。一つは、誰がどう見ても素晴らしいビジネスプロジェクトの成果を実現させるべく戦う「プロフェッショナルマネジャー(既存の用語と同じで紛らわしいかもしれないが、便宜的にプロマネと言っておく)」部門であり、もう一つは、その領域の専門知のレベルが、会社を超え、日本全国または世界レベルにまで達すると外部から認められるように戦う「専門職」部門である。この2部門の成功者は、社外でも高く評価されているから、これらの人が社外的、社内的にも評価されるようになった経緯の情報はちまたにあふれている。

 一方、「組織人としての出世ゲーム」(ゲーム2)は、ゲーム1とは異なり、基本的な評価は、社内の有力者によってなされる。世間的に価値があるかないかはほとんど関係がない。有力者がよいといえばそれでよいのだ。このゲームは組織の中でいかに政治的に勝ち残るかという社内政治の競技といっていいかもしれない。


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