レジ袋の有料化が、プラスチックごみの削減にならない理由 (1/4) 〈ダイヤモンド・オンライン〉|AERA dot. (アエラドット)

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レジ袋の有料化が、プラスチックごみの削減にならない理由

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垣田達哉 ダイヤモンド・オンライン
レジ袋が有料となり、コンビニのレジ近くには告知のパネルが設置された (c)朝日新聞社

レジ袋が有料となり、コンビニのレジ近くには告知のパネルが設置された (c)朝日新聞社

 7月1日からレジ袋(プラスチック製買い物袋)の有料化がスタートした。その大きな目的の一つはプラスチックごみ削減にある。だが、有料化がプラスチックごみの削減につながるかどうかは甚だ疑問だ。ではなぜ、政府はレジ袋の有料化に踏み切るのか。(消費者問題研究所代表 垣田達哉)

●レジ袋有料化の目的はライフスタイルの見直し

 7月1日から、レジ袋(プラスチック製買い物袋)の有料化がスタートした。

 だが、目的はあくまでも「レジ袋削減」であり、詳しくは後述するが、「プラスチックごみ削減」につながるかどうかは、かなり疑問である。

 政府もそれは承知している。

 経済産業省のホームページでは、レジ袋有料化の目的について「普段何げなくもらっているレジ袋を有料化することで、それが本当に必要かを考えていただき、私たちのライフスタイルを見直すきっかけとする」としている。

 つまり、「レジ袋を有料化することでレジ袋が削減できれば、プラスチックごみは減るだろう」とは思っていないのだ。

 実際、政府は「レジ袋が減ればプラスチックごみが減るから、皆さん積極的にレジ袋を買わないでください」とは全く言っていない。

 そもそも、レジ袋削減がプラスチックごみ削減になるなら、有料化などと言わずに「一切のレジ袋提供禁止」とすればよい。

 繰り返しになるが、レジ袋有料化とプラスチックごみ削減は、あくまで別問題だということだ。


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