五輪チケット「セカンドチャンス」に応募すべきではない理由 (2/3) 〈ダイヤモンド・オンライン〉|AERA dot. (アエラドット)

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五輪チケット「セカンドチャンス」に応募すべきではない理由

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今回、セカンドチャンスは朗報とも思えるが、人気種目は含まれていないなど、五輪組織委員会の思惑が見え隠れしています (※写真はイメージです GettyImages)

今回、セカンドチャンスは朗報とも思えるが、人気種目は含まれていないなど、五輪組織委員会の思惑が見え隠れしています (※写真はイメージです GettyImages)

 さて、これらの中で何を選ぶか?

 セカンドチャンスで申し込めるのは「1人1種目(1セッション)だけ」。当選確率の高そうな、つまり人気が低そうな種目に賭けるのか、倍率は高くても、自分が行きたい種目を選ぶのか、悩ましいところだ。

 もし私に助言を求められたら、「人気種目、自分が本当に行きたい種目を選んだほうがいい」と言うだろう。なぜなら、本当は興味のない種目がもし当たっても、いざ当選したときの喜びは低い。しかも、「セカンドチャンスで当たった」という実績が残ってしまう。

 秋からの2次販売が、先着順から抽選方式に変更された。このとき、「前回すべて落選した人には優遇措置が検討されている」との報道もある。方法はまだ明らかではないが、私が担当者なら、「全部外れた人の当選率は2倍に設定、当たった人の当選率はマイナス20%、初めて申し込む人の当選率は1倍」といった差をつける。それだけで、前回ガッカリした人が笑顔になる確率は実質2倍以上になる。

 ところが、「セカンドチャンスで1枚当たった」という実績がここに加えられると、これからまだ販売されるであろう「本当に欲しい準決勝や決勝のチケット」の当選確率が下がってしまう。それならば、セカンドチャンスではあえて当てに行かず、外れ覚悟で、「また外れた実績」を増やしたほうが秋からの抽選が有利になる可能性もあるのではないか。

 もちろんこれは私の勝手な予想だけれど、「前回も外れた、セカンドチャンスも外れた、どうしてくれるの!」という悲鳴が今から聞こえるようだ。その時、「両方外れた人は、当選倍率を2.5倍」に設定されるかもしれない。もちろんあくまで予想なので、されないかもしれないが、それほど行きたくないチケットを当てるよりは、玉砕覚悟で好きな種目を選ぶほうがいいとすすめる理由はここにある。

●スポーツライターから究極の助言「ボイコットしよう」

 最後に、視点を変えよう。

「買いたい、当てたい、行きたい!」

 日本国民は泥沼にはまるように、プラチナチケットをちらつかされて弄ばれているように見える。


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