「トイレ掃除といった“非生産的”な仕事は女の領分だ」のように、「女がやって当然」という夫の考えは今の時代に通用しない!(※写真はイメージ)
「トイレ掃除といった“非生産的”な仕事は女の領分だ」のように、「女がやって当然」という夫の考えは今の時代に通用しない!(※写真はイメージ)

「一緒に居ると不幸になる『残念な男』」をタイプ別に分類してみることにしよう。なお、分類するにあたって、金銭にルーズであるとか、時間や約束を守らない、DV・浮気癖がある、思いやりがないエゴイストであるというタイプはいうまでもないので、これらは最初から除外した。

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【1】無駄に「サイヤ人」男 どうでもいい場面で戦闘能力を無駄に浪費 肝心要の場面でガス欠状態に…!

 サイヤ人とは、鳥山明氏の漫画『ドラゴンボール』に登場する宇宙人で、強靭な肉体と高い戦闘力、好戦的で残忍な性格を有する宇宙最強の戦闘民族である。

 地球人である男性も太古の昔から“狩り”を生業にしてきたために、現在社会でも多少の“戦闘力”を保持している殿方は多いであろうし、また、好むと好まざるとにかかわらず、仕事上ではこの“戦闘力”を発揮しなければならない場面も少なからずあるかと思われる。

 しかしである。この戦闘力は常時、発動するようなものではない。闘う必要のない場面、あるいは様子見をしている場面では、ドラゴンボールの主人公・孫悟空のように、気を消して戦闘力を抑えていることが普通であろう。

だが哀しいかな、不幸引き寄せタイプの御仁は「そこで闘ってどうする!?」というようなどうでもいい場所と場面で、その貴重な戦闘力を無駄に浪費してしまうので、肝心要の場面でガス欠状態に陥りやすい。

 他人は自分よりも常に「下である」あるいは「下であれ!」という思想を持っているのだ。

 例を挙げるならば、コンビニ、駅、公共機関の窓口等で「困ったお客様」になるタイプ。筆者が無駄に戦闘力を発揮することを残念に思うのは、2つの意味においてである。

 1つは、その一瞬の戦闘力は日頃の不平不満のストレス発散の機会をうかがっているだけのもの。要は他人に当たり散らしたいだけなので、引き金は何でもいいのだ。こうした行為に出ることは、戦闘力の“無駄遣い”でしかない。

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相手の「幸運」に対しても水を差す言動をしてしまう…