小関尚紀
超希少！都内で食べられるお店があるとは!?霜降り和牛のヒレ中のヒレ、シャトーブリアンが気軽に味わえます
ネクストブレイク間違いなしのブランド牛！雪降り和牛 尾花沢を常時取り扱う、超希少な焼肉店。山形県産の黒毛和牛の中でも極上の逸品のみが、雪降り和牛（月齢３２か月以上、牝牛）を名乗る資格を得ます
首都圏にもあった、幻の尾崎牛を一頭買い！運が良ければレバーもハツも食べられる尾崎牛専門店
当日の仕入れ状況によりますが、赤みと霜降りをバランスよく提供してくれます
趣味、焼肉。都内１４０店舗の焼肉店を訪問するなど独自研究、分析がこうじて、東洋経済オンラインで焼肉記事を連載。たちまち人気連載となった。
焼肉は、メインの肉を焼き仕上げることを客に委ねられるケースが多い、減点法のグルメ。きっちり焼き上げないとせっかくの美味しい肉がもったいないことになってしまうのだが、今まで上手く焼くための指南書が存在しなかった。美味しい焼き方の技術を読者にシェアしたいというのが、本書を書く動機となった。
筑波大学大学院ビジネス科学研究科博士課程後期中退。早稲田大学大学院（ビジネススクール）国際経営学専攻修了［経営学修士］。現在、都内企業に勤務しながら作家として活動。著書に、『「即判断」する人はなぜ成功するのか？』（サンマーク出版）、『世界一わかりやすいゲーム理論の教科書』（ＫＡＤＯＫＡＷＡ）などがある。
なぜ、人はこんなにも焼き肉に惹かれるのか。肉が好きだから？ただ焼くというシンプルな調理法だから？それともみんなでワイワイ焼くというプロセスまでも楽しめるから？今や、国民支持率NO.1メニューといっても過言ではないメニュー焼肉。美味しい肉の焼き方にこだわりまくった渾身の書『焼肉の達人』の著者が贈る、コスパの高いブランド牛焼肉専門店のご紹介です。（撮影・榊智朗）
●コスパの高いブランド牛専門の焼肉店とは！？
ワタクシはYAKINIKU JOURNEY として常に広くて奥深い焼き肉の旅を巡っています。旅と同様、焼肉にも新しい発見があります。発見できたときの嬉しさたるや、なんとも表現できません。
今回、ワタクシが遭遇したのが、コスパの高いブランド牛専門の焼肉店。ブランド牛一筋、それなのに比較的コスパに良いお店を紹介します。これは教えたくないくらいお得です。
●ネクストブレイク間違いなし、次世代ブランド牛・雪降り和牛 尾花沢 専門店 焼肉すみ屋［押上］
山形県には県南に米沢牛という日本を代表するブランド牛が君臨しています。最近、同じ山形県で、知名度はまだまだ低いですが、多くの料理人から非常に評判の高いブランド牛が登場しました。次世代ブランド牛と言われる「雪降り和牛/尾花沢」です。
フルーツ王国・山形県尾花沢市は尾花沢スイカが有名で、甘くて真っ赤な果肉とシャリシャリとした歯応えで人気です。尾花沢市の夏はとても暑く40度近く、一方冬は日本三雪に数えられる豪雪地帯で寒く、厳しい土地柄です、寒暖を繰り返すことで、スイカの糖度が上がり、甘さが際立つのだとか。
尾花沢牛とは、尾花沢産牛振興協議会が認定した尾花沢市居住の飼養者のもと、登録された牛舎で最も長く飼育されていることです。肉牛の種類は黒毛和種の未経産雌牛又は去勢牛とします。さらに、日本食肉格付協会が定める3等級以上の外観、肉質、脂質が優れた枝肉で、山形県及び各行政機関で実施する放射性物質検査において放射性物質が不検出であることが必要です。
この条件を満たし、かつ月齢32（日齢970）以上のものだけに「雪降り和牛/尾花沢」と呼ばれる資格が与えられます。尾花沢の畜産農家が一頭一頭、ゆっくり、たっぷり愛情をかけて育てたワンランク上のブランド和牛です。
尾花沢の厳しい環境を乗り越えるために、牛は「自然に」極上の脂を身に着けます。旨味が凝縮された口どけの軽やかな脂はきめ細かく、柔らかい肉質は、口どけはフワっと軽やか。粉雪のように…。
そう、これ東京スカイツリーの麓、押上のすみ屋（東京都墨田区）は雪降り和牛を常時、取り扱う都内で希少な焼肉店。是非一度食べてみてはいかがでしょう。
特上ヒレの正体はあの希少中の希少部位シャトーブリアン。山葵醤油とガーリックバターのWで味わい、贅沢に悶絶できます。すみ屋特選盛りでは、その日オススメの雪降り和牛がなんと6点も味わえます。
【焼肉すみ屋】
［住所］東京都墨田区業平4－16－1
［電話］03－5819－3130
［営業時間］月～金 11：30～14：00、17：00～翌0：00、土日祝11：30～15：00、17：00～翌0：00
［定休日］無休 ［席数］80席
［平均予算］5,000～6,000円
http：//yakinikusumiya.com/
ジェーン・スー
北原みのり
田村耕太郎
