「文春砲」に撃たれた坂本孝が、稲盛和夫に叱られた恐怖と感謝の45分 (1/5) 〈ダイヤモンド・オンライン〉|AERA dot. (アエラドット)

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「文春砲」に撃たれた坂本孝が、稲盛和夫に叱られた恐怖と感謝の45分

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Photo by Yoshihisa Wada

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 中古本を再生販売するブックオフは、1990年に神奈川県相模原市に1号店を開き、91年にはフランチャイズ1号店がオープンした。ブックオフのビジネスモデルの核は、フランチャイズ方式を取り入れることで中古本の調達と販売で規模の利益をめざせる点にあった。これは開業当初からの私の確信であり、その後、それを証明することができた。

 開業当初の慌ただしい時間を過ごしているときだったと思うが、書店で何気なく手にしたのが京セラの創業者である稲盛和夫さんの著書『心を高める、経営を伸ばす』(PHP研究所刊)だった。

 以後、稲盛哲学に心酔し、稲盛さんを塾長とする盛和塾にも入塾した。私の経営の根幹は、稲盛哲学以外になく、今あるのも稲盛哲学のおかげだと感謝している。

 現在、国内に56塾、海外に41塾、総人数は約1万3000人の塾生が稲盛哲学の学びを通して、切磋琢磨しながら経営の根幹である社員の幸せのために日々努力している。多くの塾生がいるなかで、おそらく私しか経験していないであろう「稲盛塾長との45分」がある(今回の原稿では「稲盛塾長」と呼ばせていただく)。その時間がなければ、「俺の株式会社」設立に至る事業人生もなかったと思うのだ。

 この「稲盛塾長との45分」について、読者の皆さんに一刻も早くご紹介したい(実は自慢したい)と気がはやるのだが、まずは順を追って話を聞いてほしい。

『心を高める、経営を伸ばす』を立ち読みしていると、「経営で一番大切なのは利他、人のためになることである」という言葉があった。正直に言えば、最初の感想は、「経営は自分がするものであり、なんで人のことを考えなければいけないんだ。坊さんみたいなことを言っとるな」というものだった。

 しかし同時に、「ちょっと待てよ」とも思った。稲盛塾長は、鹿児島から出てきて京都で京セラという町工場を立ち上げ、当時は第二電電(現KDDI)の設立まで手がけていた。それほどの人物が言っていることだから、まずは本を読んでみようと考え、買い求めた。



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