「年収900万円超」「独身貴族」のサラリーマンが貯金できない理由 (2/3) 〈ダイヤモンド・オンライン〉|AERA dot. (アエラドット)

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「年収900万円超」「独身貴族」のサラリーマンが貯金できない理由

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横山光昭:家計再生コンサルタントダイヤモンド・オンライン
(※写真はイメージ)

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●家族で家計のやりくりを話し合う 「家族マネー会議」がお勧め

こんな風に嘆くサラリーマンは、何もGさんだけでありません。家計相談を受けていると、年収1000万円や2000万円の人でも「貯蓄がないんです」と言って相談に来る人がたくさんいます。こうした高収入の人は、「自分は稼いでいる」という思いが強く、「少々ぜいたくをしても大丈夫だろう」という“慢心”があるからでしょう。
 
 また、サラリーマンはお金を稼ぐことには一生懸命ですが、生活費を始めとする「支出」に関する意識が低い傾向にあります。また、妻や子どもにいい格好をしたいのか、ついつい財布のひもが緩んでしまうことも少なくないようです。

 では、どうすれば改善できるのでしょうか。例えば夫が妻や子どもに「食費を下げろ」「スマホ代を下げろよ」などと言ったところで、一時的な効果しかなく、長続きしません。家計を本質的に改善させるためには、家族みんなが同じ価値観を持ち、同じ考えのもとで、家計をやりくりをしていくことが最も重要なのです。

 そのために私は、「家族マネー会議」の開催をお勧めしています。これは、1カ月に1度、家族で集まり、その月の収入や支出状況を報告、今月欲しいものや必要なものなどを話し合って、全員でやりくりについて考える場です。

 欲しいものはみんなの前でプレゼンテーションして、全員が納得しないと買えませんし、みんなが納得しない支出は基本しないというのがルールです。中には「収入を子どもに伝えるのはちょっとなぁ」などと感じる人もいるでしょうが、とりあえずやってみてください。今までやりくりに興味がなく、協力してくれなかった家族も、協力してくれるようになりますし、特に子どもは、お金についてよく考えるようになります。その結果、家計は劇的に改善します。

 Gさんの一家もマネー会議を開き、「食材にこだわりすぎないようにする」「格安スマホを試す」という方針を決めました。当初は苦労したようですが、努力の成果も出て、今ではそこそこの貯金ができたということです。


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